実践経験のある先生・事務局からの回答
回答:どこが懸念点なのか、教員同士で丁寧な話し合いを
最終的な決定権は校長にありますが、他の教員から提案内容について重要な懸念が寄せられたときは、どのように改善できるか教職員内で検討しましょう。懸念がある先生は、何かしらその理由や背景がありますので、丁寧にヒアリングし、懸念を払拭していきます。
前提として、プロジェクトにおける調査・新ルールの検討のプロセスに参加してもらうことで、徐々に懸念が弱くなっていく傾向がありますので、懸念を持っている先生がいた場合は、プロジェクトの見学や対話機会への参加を、積極的に促しておくようにします。
そして、大切なのは、一方的に新ルールの懸念点を生徒に差し戻すのではなく、生徒の原案を土台としながら、教員の思いを反映させた代案を示すことです。その代案をもとに、生徒ともう一度対話をしましょう。
校内で新ルールになった後の運用や新ルールで起こる問題について言及があった場合には、本当に問題が起こらないか、問題が起こった場合はどの様な対処ができるのかをチェックするため、試験運用期間を実施する方法もあります。
回答者:カタリバ事務局
具体的な事例
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大垣立東中学校 (2021)
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千葉県立姉崎高等学校 (2021)
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